当院での手術方式は基本的には吸引式です。
妊娠8週までは吸引のみで、9週以降は掻爬→吸引という術式です。
吸引式のメリットは子宮壁の損傷のリスクもなく、手術時間も短いので術中の出血も少なく、しかも内容物の遺残も殆どありません。
麻酔は静脈麻酔ですから目が覚めたら手術は終わっていますし、術後2時間位で帰宅出来ます。
子宮の入口の子宮頸管部が広がりにくい為に、前日に頸管にラミセルを挿入して帰宅して頂き(ラミセルによって子宮頸管が拡張するので手術が安全に且つやり易くなります)その翌朝絶飲絶食で午前9時頃に来院、手術を行います。
ラミセル処置は要りませんので、絶飲絶食で午前9時頃に来院、手術を行います。